『寡婦控除』と『ひとり親控除』の違いを解説‼️|シングルマザーが受けられるのはどっち❔
2025年11月10日毎年の年末調整や確定申告で出てくる、『寡婦控除』と『ひとり親控除』。
※ちなみに寡婦=かふ と呼びます。
名前が似ていてややこしいけど、実は、対象や金額が違うんです。私も最初は、どっちになるのか分からず、会社に聞いたことがありました。
今回は、シングルマザーの立場から『違い』を分かりやすくまとめます。
【寡婦控除とは】
- 対象:夫と死別または離婚した女性(再婚していない)
- 所得が500万円以下んじゃらOK
- 子供がいなくても受けられる
- 控除額:27万円
※ポイント:昔からある制度で、今は(婚姻したが)子供がいない既婚歴のある人向けとして残っています。
【ひとり親控除とは】
- 男女どちらも対象(母子・父子家庭)
- 配偶者と死別・離婚・未婚で、子供(不要親族)あり
- 所得500万円以下
- 控除額:35万円
※ポイント:令和2年から親切。母子・父子の区別なく『ひとり親』として平等に控除されます。
【違いを一覧で比較‼️】
| 項目 | ひとり親控除 | 寡婦控除 |
| 対象 | 男女どちらも | 女性のみ |
| 条件 | 子供がいる | 子供がいなくてもOK |
| 控除額 | 35万円 | 27万円 |
| 所得制限 | 500万円以下 | 500万以下 |
| 制度開始 | 令和2年〜 | 昔から |
【シングルマザーはどっちが対象❔】
子供を扶養しているなら『ひとり親控除』(寡婦控除ではなく、こちらが優先されます。)
【年末調整・確定申告のポイント】
- 『扶養親族等申告書』で『ひとり親』をチェック
- 会社員なら年末調整で自動的に控除される。
- 申請し忘れると控除が受けられないので注意‼️
【まとめ:知らないと損する控除制度】
『寡婦控除』と『ひとり親控除』は似ているけれど別もの。シングルマザーなら基本的に『ひとり親控除』です。
申告を忘れずに、毎年の税金を少しでも軽くしていきましょう。